みつばちの大地
ドキュメンタリー映画『みつばちの大地』を観ました。
アインシュタインはみつばちが全滅したら人類も4年後に滅びると言っています。
植物の8割はみつばちが受粉し
私達が食べる食物の三分の一はみつばちが受粉しています。
しかし、現在みつばちが大量に死ぬ現象が世界中でみられ
在来種のみつばちは50%~90%までも消えてしまったと言われています。
もちろん日本も例外ではありません。
みつばちはなぜ消えてしまったのか?
その原因はどこにあるのか?
農薬、電磁波、抗生物質の投与
人間の文明が作り出した要因が複合的に作用しているとも言われています。
私達は自分たちの利便性を優先させて
自然界の営みから外れた不自然な方法で
無意識に自然環境を破壊していっています。
みつばちがいなくなれば人類も滅びるということも知らずに・・・
この映画の1ストーリーでは
人の都合でみつばちを退治した中国のある一地方で
その後の苦悩が撮影されています。
人も自然界の一部であるということを忘れ
自分達の都合のみを考え傲慢かつ身勝手に振る舞った結果
大きなしっぺ返しをくらっています。
みつばちが人類に与えてくれる恩恵は計り知れません。
ただ私達がそれに気付けていないだけです。
多くの生命を支えるみつばちという小さな「いのち」を通して
人の暮らしのあり方を考えさせられる
まさにそんな内容の映画でした。
『黄金色のはちみつから生命の未来が見える』
この映画での私が好きな言葉です。
『みつばちの大地』予告編