Bee's knees Farmers 《日本みつばちと共に暮らす》

ミツバチを通じて広く地域社会、環境、経済に貢献し、自然との調和、自然からの学び、自然からの恵みを大切にしています。

日本みつばちの餌

荒平山のサイド1コロニーのみつばち達に餌を与えました。

 

蜂群崩壊の危機に陥っているので僅かな数のみつばちしかいませんが

残ったみつばち達がなんとか巣を維持できるように体力をつけて貰うため

 

100均で購入した製氷器みたいなのに

はちみつを水で割ったものと巣のかけらを入れて

巣箱の目の前に置いたところ喜んでみんな集まってきました。

 

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みつばちは春から秋にかけて集めた蜜をハチミツとして保存しています。

 

冬の間は気温が低く、花もあまりないので

巣箱からはほとんど出ることはなく

このハチミツを消費しながら越冬するのです。

 

一日中こたつに入ってみかんを食べてる感じでしょうか。

人と同じで用を足すときだけ巣箱から外に出ますが・・・

 

 

巣箱の中では体温を保つために

おしくらまんじゅうをしている様にみつばち達が密集しています。

 

蜂球の内側のみつばちは外側に移動し

外側にいたみつばちが内側に入ってくることを

繰り返しながらコロニー全体を暖めているのです。

 

 

女王蜂は厳冬期の間は産卵を休みます。

新しい命が生まれない期間に保存食であるハチミツが無くなってしまえば

みつばち達はどんどん餓死して消滅していってしまいます。

 

 

 

サイド1のコロニーは子捨て現象によりみつばちの数が激減し

ハチミツの貯蔵も少なくなっている状態です。

 

蜂球を作って暖をとるには数が少ないかもしれません。

生まれてくる命より先に亡くなる命が多いかもしれません。

 

 

今できることは体力の回復と食料を確保してもらえるように

みつばち達に餌を与え続けることで越冬の手助けができればと思います。