Bee's knees Farmers 《日本みつばちと共に暮らす》

ミツバチを通じて広く地域社会、環境、経済に貢献し、自然との調和、自然からの学び、自然からの恵みを大切にしています。

首相公邸で養蜂

昨年のことですが

安倍晋三首相の妻昭恵夫人が、

首相公邸の中庭でミツバチ3万匹の養蜂を

始めたのをご存知でしょうか?

 

オバマ大統領の妻ミシェル夫人

ホワイトハウスの庭でミツバチを飼育していたことに

影響を受けて始めたそうです。

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その前年

オバマ大統領が「ミツバチなど花粉媒介者の

健全性促進のための国家戦略構築」

と題した大統領覚書を発表しています。

 

ミツバチやチョウなど花粉媒介者数の激減に対する

原因究明と対策のため

予算5千万ドル(約51億円)を割り当てる要請です。

 

 

ホワイトハウスによると北米では商業作物の

90種以上の受粉をミツバチに依存しており

世界の主要農作物115種のうち87種の受粉を

ミツバチやチョウなどの昆虫に頼っているそうです。

 

さらに、

ミツバチから得られる経済的恩恵は

150億ドル(約1兆5,200万円)に上るとし

「アメリカの食糧安全保障に不可欠」としています。

 

 

ところが、

世界の食を支えるミツバチの数が近年激減しています。

 

 

日本においてもミツバチの減少は顕著で

欧米ほど深刻な問題として表面化していませんが

1980年には32万群飼養されていたのに対して

2010年には17万群と激減しています。

 

 

農薬、寄生虫、病原菌、ストレス、栄養不足など、

さまざまな原因が考えられていますが

私たちはこの事実を知っておく必要があります。

 

世界的に減少しているミツバチの保護に

関心を持つ必要があります。

 

 

Bee's Knees farmers'ではミツバチの生息環境改善と

飼養率向上をめざし活動しています。