世代交代
桜の開花も発表されずいぶんと暖かくなってきました。
長い冬を乗り越えて多くのミツバチ達が寿命を迎えています。
通常ミツバチの寿命はおよそ1ヶ月。
冬の間は女王が卵を産まないので
群れを維持するため寿命は2,3ヶ月に伸びると言われています。
冬の間、寒さから群れを守り続けてきたミツバチ達も
暖かくなり女王が卵を生み始め新しい世代が誕生しだしたので
静かにその役割を終えていきます。
ミツバチは仲間が巣箱内で息を引き取ると
外に持ち出して離れた所に埋葬します。
ですが仲間を抱えて外に連れ出すのは結構大変な作業です。
そこで、この作業をしなくて済むように
もっと花粉や蜜集めに専念できるように巣箱に一工夫細工を加え
亡骸が集まる仕組みを作っています。
普通は仲間が埋葬しに行ったり、自ら死に場所を求めて出ていくので
この時期これだけの世代交代が行われているのを知らない養蜂家さんも多いです
『May the Honey bee with you』
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『日本みつばちと共に暮らす』がテーマのBee's knees Farmers
在来種である日本ミツバチの保護と生息環境の改善、
生態数の回復を目指した愛護活動をしています。