遭遇
那珂川ではサルが出没し
畑などの被害も大きいと聞いていましたが
まさか本当に遭遇するとは思ってませんでした。
しかも結構な至近距離で
ニホンザルなんでしょうか?
よくわかりませんが野生なので結構怖いです。
遭遇現場近くのお父さんが害獣対策用のでっかい音のする花火を
サルめがけて放ったので逃げていきましたが
お父さんと少しお話をさせていただいたところ
寒くなってきたのでこれからサルも
食料を求めてどんどん人里まで下りて来る時期のようです。
数年前にはサル1匹退治につき報奨金5万というのも
あったようです。
なんにせよ
ミツバチの巣箱にちょっかい出さなければいいのですが
『May the Honey bee with you』
貴重なハチミツ
荒平山のサイド1コロニーに給餌のため
はちみつを持って出かけました。
みつばちの餌は砂糖水が安上がりなので一般的です。
1:1で割ったものでいいとされています。
しかし、はちみつを餌としている理由は
そもそもみつばちが体内にあるインべルターゼという
みつばちは貯蔵したはちみつを消費して冬を過ごします。
砂糖水を餌としたときみつばちはもう一度体内で
ブドウ糖と果糖に分解するという労力が必要になるからです。
はちみつは約40%がブドウ糖、約50%が果糖からできています。
ブドウ糖と果糖はともに「単糖類」と呼ばれ
これ以上分解される必要がないため
体に入るとすばやく吸収されエネルギーに変換されます。
胃腸への負担も軽く脳へのエネルギー供給にも優れています。
脳のエネルギー源になるのはブドウ糖だけなのです!
みつばちは成虫になるとまずは掃除係りから始めます
次に育児→巣作り→貯蜜→門番→花粉、蜜集めと
大体このような感じで一生を終えます。
日本みつばちの寿命は約30日
一生で集める蜜の量はわずか約2g程度です。
日本人の年間はちみつ消費量が約300gなので
みつばち150匹が一生をかけて集めた分量になります。
大切に食さなければいけませんね。
『May the Honey bee with you』
想いをかたちにする
富士ゼロックスで九州 Lab FriendShip主催の
「みんなの想いをかたちにする」~ゆるく始めるみらいデザイン~にて
日本みつばちについてお話しする機会をいただけました。
『日本みつばちと共に暮らす』
街に住み都市で働きながらも日本みつばちとゆるく関わりあい
共存共生できる社会の実現というところから
みつばち後進国である日本の
社会的な問題解決や地域おこし、
循環型の生活の一部のなかで
セッションのテーマとして取り上げて頂き
ブレストするなかでいろんな方のご意見を伺い
とても有意義な時間となりました。
その他にも地域おこしや幸せについて
企業の組織論的なことなど
テーマ出しからそれぞれのグループに分かれ
年齢や組織の垣根を越えて
想いを伝え聴き合い共有できる場となっていました。
Bee's knees farmersでは引き続き
在来種である日本みつばちの保護と生息環境の改善や
社会的地位の向上と飼養率の向上のためにさまざまな場での
啓蒙活動、情報発信をしていきたいと思っています。
『May the Honey bee with you』
衝撃の事実
サイド1コロニーの様子見と給餌のため
10日ぶりに荒平山に入りました。
巣箱の中を覘いてみると
みつばちさんたちはほとんど
いらっしゃいません。
いよいよヤバいのか・・・
外に出ているみつばちは低空飛行で
うろちょろしたあと巣箱に戻っていきます。
花は咲いてないので蜜を集めているわけでもなく
雨上がりなので水分補給なのか?
不思議に思って観察してみると
ここでなんと衝撃の事実発覚です。
低空飛行のみつばち達は背丈が5cm程度の
雑草が密集している中に入っていき
なんと野草を食べているではありませんか!
しかも、ガシガシと結構な勢いで食べてます。
若い芽を選んで一心不乱に食べてます。
衝撃です!
みつばちが食べるものといえば
花の蜜と花粉だけだと思っていました。
樹液からプロポリスを作りはしますが
野草もプロポリスの原料なのか?
ただの食事なのか?
まだまだ研究課題が多いです。
『May the Honey bee with you』