給餌
冬の食糧難を見越した初の試みとして
花粉を主成分とした餌を与えてみました。
最初は見向きもしなかったみつばち達ですが
日を置いて観察すると少なからず餌に集まっているようです。
花粉はみつばち達にとってハチミツよりも栄養価の高い食料です。
成分がそれぞれ違うのでみつばち達にはハチミツも花粉も
両方必要な食料であることは間違いないのですが
先日、みつばちが貯蔵している花粉を食べてみたところ酸っぱい味がしました。
日本ではまだまだ馴染みは少ないですが
ヨーロッパでは古くから「ビーポーレン」と呼ばれ
ミツバチの花粉が食用としてあります。
ミラクルフード、パーフェクトフードとして
近年では海外セレブにも人気があるようです。
『May the Honey bee with you』
待ち箱設置
今年の分蜂時期にそなえ待ち箱と仕掛けを
みつばち達が来そうな場所へ置いてきました。
分蜂とはみつばち達が繁殖するために世帯別れをする
年に一度の一大イベントです。
3月から6月の間にみつばち達は住み心地のよい家を見つけ
みんなで協議した後よければそこへ移り住みます。
野生の日本みつばちは何処にいるか分からないし
人が作った巣箱より自然にできた場所を好むので
捕獲率が大変低いと言われています。
広大な自然の中からまずはみつばち達に巣箱を見つけてもらうこと
そして、巣箱がみつばち達に気に入られること
そのために仕掛けも用意します。
ハードルは高いですがみつばち達が移り住んできた時の喜びはひとしおです。
『May the Honey bee with you』
巣箱(待ち受け箱)譲ります
今年の分蜂に向けて巣箱を山のように作っています。
分蜂とはミツバチ達にとっての繁殖時期で年間を通して1度きりです。
北部九州では大体3月下旬~6月初旬までの間が分蜂の時期となり
この期間中に一斉に世帯別れしてその数を増やしていきます。
しかし、巣の中に居ることのできる女王蜂は1匹のみです。
分蜂により世帯が増えた時は新しい女王蜂が巣に残り
元居た女王蜂は働き蜂を半分ほど連れて巣を飛び出し
新しい新居を探さなければならないのです。
この時にミツバチが訪れる場所に空の巣箱を置いておくと
そこを新居としてミツバチ達が住み着き巣作りを始めるのです。
最初はこうやってミツバチ達を巣箱に呼び込んで飼養するのですが
ただ単に空の巣箱を置いておけばミツバチが来るというわけではありません。
そこにはミツバチを呼び込むための様々な技術が必要になるのです。
そしてこの時期を逃すとまた来年まで待たなければいけなくなります。
現在、分蜂時期に向けて巣箱を制作しています。
もし日本ミツバチを飼ってみたい方がいれば
まとめて作りますので連絡ください。
もちろん材料、製作費などは頂きますが
巣箱設置や飼養に関するアドバイスはさせていただきますので
はじめてでどうしたらよいかわからない方もご安心ください。
Bee's knees Farmersでは飼養率向上のため
日本ミツバチの飼養にチャレンジするあなたを応援します。
『May the Honey bee with you』