手作りミツロウクリーム&リップセット
かねてよりご要望の多かった日本みつばちのミツロウから作る
「手作りミツロウクリーム&リップセット」の販売を開始しました。
たくさん作りたいという方のために
ミツロウのみの販売もあります。
直接販売もしていますので連絡いただければ
手渡しが条件の送料抜きでお渡しできます。
ショップURL
https://spike.cc/shop/user_2809879291
『May the Honey bee with you』
空梅雨
今年の梅雨は雨が少なくダムの貯水量も少ないですね。
計画断水など頭をよぎり少し心配です。
自然現象なのでどうすることもできないですが
ミツバチにとっては雨が降らないのでここぞとばかり
花粉や蜜を集めに出かけてます。
女王蜂の調子もいいようでミツバチもどんどん増えて大所帯になり
ハチミツも貯まってきているようです。
扉付きの巣箱は中の様子が見れるので
貯蜜具合が外から判断できていい感じですね。
ミツバチの巣作りする方向によっては巣の断面は見れないですが
貯蜜具合が見れるのは想定外でした。
採蜜の判断もココから出来そうで
苦労して作った甲斐があります。
『May the Honey bee with you』
5面巣門
今年の巣箱は新たな試みとして巣門を5か所設けました。
巣門とはミツバチたちが巣箱に出入りする玄関です。
今までの日本の養蜂は巣門が1か所で南向きに巣箱を設置するというものが常設で
ほとんどの養蜂家さん達はこの飼養方法に習って巣箱を作っています。
Bee's knees Farmersで新たに用意した巣箱の巣門はまず
四角形の巣箱下側4面すべてに巣門を設けました。
これにより方角を気にせず巣箱を設置できることになり
ミツバチたちも好きな方向から出入りできるようになります。
さらに巣箱の下面にミツバチが通れる大きさの網を張り
出入りできるようにしました。
巣箱の中で網の目をミツバチが歩くこともできるし
網の目をくぐって外に出ていくこともできます。
網の目はスズメバチが通れないサイズになっているので
ミツバチ達が襲われる心配はありません。
巣箱の底面を網の目状にすることにより
スムシの餌となるミツバチの生活ゴミやカスが
巣箱内に溜まらず自然と外に落ちるようにもなります。
これにより巣箱内の掃除もほぼ皆無となり
スムシの発生も抑制することが出来るので
ほぼ手放しで飼養が可能となります。
『May the Honey bee with you』
給餌
冬の食糧難を見越した初の試みとして
花粉を主成分とした餌を与えてみました。
最初は見向きもしなかったみつばち達ですが
日を置いて観察すると少なからず餌に集まっているようです。
花粉はみつばち達にとってハチミツよりも栄養価の高い食料です。
成分がそれぞれ違うのでみつばち達にはハチミツも花粉も
両方必要な食料であることは間違いないのですが
先日、みつばちが貯蔵している花粉を食べてみたところ酸っぱい味がしました。
日本ではまだまだ馴染みは少ないですが
ヨーロッパでは古くから「ビーポーレン」と呼ばれ
ミツバチの花粉が食用としてあります。
ミラクルフード、パーフェクトフードとして
近年では海外セレブにも人気があるようです。
『May the Honey bee with you』
待ち箱設置
今年の分蜂時期にそなえ待ち箱と仕掛けを
みつばち達が来そうな場所へ置いてきました。
分蜂とはみつばち達が繁殖するために世帯別れをする
年に一度の一大イベントです。
3月から6月の間にみつばち達は住み心地のよい家を見つけ
みんなで協議した後よければそこへ移り住みます。
野生の日本みつばちは何処にいるか分からないし
人が作った巣箱より自然にできた場所を好むので
捕獲率が大変低いと言われています。
広大な自然の中からまずはみつばち達に巣箱を見つけてもらうこと
そして、巣箱がみつばち達に気に入られること
そのために仕掛けも用意します。
ハードルは高いですがみつばち達が移り住んできた時の喜びはひとしおです。
『May the Honey bee with you』