5面巣門
今年の巣箱は新たな試みとして巣門を5か所設けました。
巣門とはミツバチたちが巣箱に出入りする玄関です。
今までの日本の養蜂は巣門が1か所で南向きに巣箱を設置するというものが常設で
ほとんどの養蜂家さん達はこの飼養方法に習って巣箱を作っています。
Bee's knees Farmersで新たに用意した巣箱の巣門はまず
四角形の巣箱下側4面すべてに巣門を設けました。
これにより方角を気にせず巣箱を設置できることになり
ミツバチたちも好きな方向から出入りできるようになります。
さらに巣箱の下面にミツバチが通れる大きさの網を張り
出入りできるようにしました。
巣箱の中で網の目をミツバチが歩くこともできるし
網の目をくぐって外に出ていくこともできます。
網の目はスズメバチが通れないサイズになっているので
ミツバチ達が襲われる心配はありません。
巣箱の底面を網の目状にすることにより
スムシの餌となるミツバチの生活ゴミやカスが
巣箱内に溜まらず自然と外に落ちるようにもなります。
これにより巣箱内の掃除もほぼ皆無となり
スムシの発生も抑制することが出来るので
ほぼ手放しで飼養が可能となります。
『May the Honey bee with you』